【朗報】別に速くなくてもバスケはできるのではないだろうか
どうも、upです。
このブログは、凡人が「好き」だけでどこまでいけるのか
とことんバスケと向き合うブログです
今日は「ズレ」の話です。
朗報です。
あらゆるスポーツにおいて、「速い」ことは価値が高く、「才能がある」という呼ばれ方をします。
ですが、「速い」人ばかりがいるスポーツ界ではありません。
「この人、全然速くないのに、なんかうまいよな」
そんな選手を見たことはありませんか?
そう、実際には「速くない」人でもディフェンスを抜いたり、点を取ったりできる方法があるのです。
私は「速くない」側の人間です。
小学生の頃は、100mを24秒くらいで走る強者です。
そんな私でも、相手をドライブで抜ける時もあります。
なぜ、抜けるのかというと
相手との“ズレ”を作っているからなんです。
ズレの正体は、ヘジテーション
ヘジテーションとは、私がよく参考にしているriseas basketballさんのブログから拝借させていただくと、
“ヘジテーションムーブはドリブルを止めずに一瞬止まるようなそぶりを見せることでディフェンスも一瞬止まり、そこからシュート、シュートフェイク、ドライブ、パスをすることでディフェンスの反応が一瞬送れます。ストップ&ゴーのようなものですがさらにその後の選択肢のバリエーションがあるのが特徴です。”
https://riseas-basketball.com/hesitation-move/より
(こちらには動画も掲載されていますので、ぜひ参考にしてください。)
これがズレの正体です。
オフェンスとディフェンスが同時に動く場合、速い方が勝つのは当然の話です。
“速くない”人が、自分よりも速い人に勝つためには、“先に動く”必要があります。
ディフェンスはどう思うか
ディフェンスより先に動くためにはどうすればいいか
言い換えれば、ディフェンスが止まる瞬間とはどんな時か
ここで一旦ディフェンスの立場になって考えてみましょう
ディフェンスをしていて「守りづらい」と思うのは、どんな時ですか?
私が思うに「選択肢が多い」時が1番守りづらいです。
選択肢が多い時というのは、シュート、パス、ドリブルなど相手が何をするのか
わからない状態の時です。
ヘジテーションをすることによって、意図的に「選択肢が多い」状態を作ることができます。
ドリブルしている時は、ディフェンスは「ドリブルに対応する」ことを考えています。
ここでヘジテーションをすることによってディフェンスが
「ドライブか、パスか、シュートか」
と、一瞬にして「選択肢が多い」状態になります。
ここでディフェンスの動きが一瞬止まることになります。
いかに相手に考えさせるか
ヘジテーションは、”速くない“人にとって必須のテクニックだと言えます。
一瞬でも相手を止めることによって、自分の優位な態勢に持っていくことができれば
シュートにいけたり、ドライブできたり、パスが出せたりと新たな可能性が
生まれてくると思います。
いかに相手に考えさせ、迷わせるか
を意識してあとは練習あるのみです。
ただ、あまり持ちすぎていると、チームのテンポもあると思いますので、ほどほどに